大光寺
 
占い・お祓い・鑑定について
大光寺 金先生について
お祈り 儀式の日
大光寺 幸せになる道
大光寺の光
大光寺の歴史
体験談
大光寺特別ページ 霊感の道
ギャラリー
kekkon
記事・メディア
修行
神秘な世界 現れた魂たち
悟りの船 八萬大蔵経
神妙章句
得度式
ブログ
アクセス
リンク
 

 

●観世音菩薩普門品(ふもんぴん)(2)〜観音経〜(2009.7.14)

3.縁によって姿を現すこと

無盡意(むじんい)菩薩がお釈迦様に申し上げました。
「世尊様よ、観世音菩薩様がどんなにこの人間の世界で歩き回って、どんなに人々のために説法(説得)をして、よいことの方便力はどれくらいになるのでしょうか?」

お釈迦様が無盡意菩薩におっしゃいました。
「善の男よ、ある世界の人々の中で仏の姿として得度する者がいたとしたら、
観世音菩薩がすぐ仏の姿で現れ、真理を説法し、
辟支仏(へきしぶつ)の姿で得度する者がいるとしたら、
辟支仏の姿で現れ、真理を説法し、
声聞(しょうもん:お坊さんのひとつの位)の姿として得度する者がいたとしたら、
観世音菩薩がすぐ声聞の姿で現れ、真理を説法し、
梵王(ぼんおう)の姿として得度する者がいたとしたら、
観世音菩薩がすぐ梵王の姿で現れ、真理を説法し、
帝釈の姿で得度する者がいるとしたら、帝釈の姿で現れ、真理を説法し、
自在天身(じざいてんしん)の姿で得度する者がいるとしたら、自在天身の姿で現れ、真理を説法し、
大自在天身の姿で得度する者がいるとしたら、大自在天身の姿で現れ、真理を説法し、
天大将軍(てんだいしょうぐん)の姿で得度する者がいるとしたら、天大将軍の姿で現れ、真理を説法し、
毘沙門の姿で得度する者がいるとしたら、毘沙門の姿で現れ、真理を説法し、
小王の姿で得度する者がいるとしたら、小王の姿で現れ、真理を説法し、
長者の姿で得度する者がいるとしたら、長者の姿で現れ、真理を説法し、
居士(こじ:在家信者)の姿で得度する者がいるとしたら、居士の姿で現れ、真理を説法し、
宰官(さいかん)の姿で得度する者がいるとしたら、宰官の姿で現れ、真理を説法し、
婆羅門(ばらもん)の姿で得度する者がいるとしたら、婆羅門の姿で現れ、真理を説法し、
比丘(びく)・比丘尼(びくに)・優婆塞(うばそく:男の信者)・優婆夷(うばい:女の信者)の姿で得度する者がいるとしたら、比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の姿で現れ、真理を説法し、
長者・居士・宰官・婆羅門の夫人の姿で得度する者がいるとしたら、長者・居士・宰官・婆羅門の姿で現れ、真理を説法し、
童男童女(少年少女)の姿で得度する者がいるとしたら、童男童女の姿で現れ、真理を説法し、
天人・天龍・夜叉(やしゃ)・乾闥婆(けんだつば)・阿修羅・迦樓羅(かるら)・摩ゴ羅迦(まごらか)・人非人などの姿で得度する者がいるとしたら、天人・天龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦樓羅・摩ゴ羅迦・人非人などの姿で現れ、真理を説法し、
執金剛神(しゅうこんごうしん)の姿で得度する者がいるとしたら、執金剛神の姿で現れ、真理を説法するのだ。

 無盡意よ、観世音菩薩はこのような功徳を成就してさまざまな姿や形で多くの国土を歩き回り、人々を済度して解脱するようにさせるのだ。

 だからお前たちは適切に一心に観世音菩薩を供養しなければならないのでこの観世音菩薩摩訶薩が恐怖と急な患難の中で充分に恐怖がないようにしてくださるわけで、娑婆世界(人間の世界)では皆が観世音菩薩をとなえて恐怖をなくすことを施してくれる聖者と呼んでいるのだ」

 無盡意がお釈迦様に申し上げました。
「世尊様よ、私はこれから観世音菩薩様を供養いたします」と首にかけた百千両の金の値うちのする宝石の首飾りをほどいてお供えし、このようにおっしゃいました。

「善良な聖人様よ、この真珠や宝石の法施を受け取ってください」
その時に観世音菩薩がこれを受け取ろうとしないので無盡意はまた観世音菩薩に申し上げました。
「善良な聖人様よ、私どもをかわいそうだと思ってこの宝石を受け取ってください」

その時にお釈迦様は観世音菩薩におっしゃいました。
「もうこの無盡意菩薩と四部大衆(しぶだいしゅう)と天人・天龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦樓羅・摩ゴ羅迦・人非人たちを可愛想に思ってその宝石を受け取りなさい」

 その時に観世音菩薩は四部大衆と天・龍・人非人たちや大衆を可愛想に思ってその宝石をもらって二つに分けひとつの分け前は釈迦牟尼仏に捧げて、残りの分け前は多宝仏塔(たほうぶっとう)に捧げました。

 お釈迦様がおっしゃいました。
「無盡意よ、観世音菩薩がこのような自在なる神秘の威神力を持って娑婆世界(人間の世界)を歩き回っているのだ」

 

4. 偈誦(げしょう:歌)で讃嘆すること

その時無盡意菩薩が偈誦で聞きました。

「妙相(みょうしょう:素晴らしい姿)を備えられた世尊様よ
私がこれから重ねて問いたいのです。
仏子(ぶっし:仏教の修行をしている聖人)がどのような縁で観世音と呼ぶのでしょうか。」

神秘的な姿を備えた世尊様は偈誦で無盡意に返答されました。

「これから聞きなさい。非常に高い観音行(観音様の行動)が十方の世界どこへでも化身して現れるのだ。
その誓いは広く、深い海のように数えることもできなく、果てしない劫を過ぎ去れば、千億の仏すべてが敬い、大きくて神々しい誓いを立てるのだ。これから簡単に話すので、名前を聞いて、その姿を見て、心にむなしく忘れることがなければ、すべての苦しみが全くなくなるのだ。

たとえある人が殺されるような時、
火の穴に押し込められても
観音を考えるその力で、火の穴が変化して、池になるのだ。
海水に落ちて流されて龍や魚の灘に遭ったとしても
観音を考えるその力で波がさらっていくことはない。
高い山の峰で、
他人から背中を上から突き落とされても
観音を考えるその力で太陽が空中に留まるように身体も留まっている。
悪い人に追われて
金剛山の険しい岩に落ちても
観音を考えるその力で毛の先ほどの傷もつかないのだ。

恨みを抱いた盗賊たちが
刃物で切りつけに来ても
観音を考えるその力で、
泥棒が慈悲の心を施すのだ。

国の法に違反して
刑罰を受け、死ぬようなことになったとしても
観音を考えるその力で刃物がばらばらになってしまうのだ。

手錠をかけられ、獄につながれ
手足が縛られていても
観音を考えるその力で自由に解脱することができるのだ。

ある者がお前の身体を傷つけようと
呪いと毒薬を使おうとしても
観音を考えるその力で
かえって本人に戻ってくる事になるのだ。

悪い羅刹(らせつ)と会って、
毒龍と悪鬼たちが襲い掛かってきても
観音を考えるその力で傷つけられる事はほぼない。

獰猛(どうもう)な獣に取り囲まれて、
牙や爪が鋭くても
観音を考えるその力で
獣達はあてもなく逃げて行ってしまうのだ。
毒蛇とムカデたちが
火花のような毒を振りまいても
観音を考える力によって、念仏の声で散り散りになっていくのだ。

雷と稲妻がとても激しく鳴り、
雨雲と激しい雨が降ってきたときでも
観音を考えるその力で
全てがすぐにからりと消えていくのだ。
人々が困っている厄を被って
終わりのない身体の苦しみの中にいたとしても
観音の神秘的な智慧の力が世間のあらゆる苦痛を救ってくれるのだ。

神通力が備わって、智慧の方便を広く磨き、十方の世界どこへでも、
その姿を隅々まで現すのだ。

ありとあらゆる悪い人々を
地獄、悪鬼、畜生でも
生、老、病、死のすべての苦痛を
だんだんと全てなくすようにするのだ。
真理の観、神々しい観
広大で賢い観によって、かわいそうに見て、慈悲の観で、
いつも願い、敬い、慕いなさい。

汚れのないきれいな光で
暗闇をなくしてあげる明るい智慧の太陽で
すべての災厄を全部降伏させて
来る世界であますところなく照らしてくれているのだ。

大きな慈悲の姿と戒律の雷と慈愛の雲で
甘露の法雨(ほうう)を降らせ、
煩悩の火花を散らしてしまったのだ。
訴えをおこす法廷や恐ろしい戦場でも
観音を考える力で怨みや仇の心が全て消えるのだ。

神秘の声、世間を見る声。
梵天の声、朝潮の声、
世間の声、その全てに際立っているので、
いつでももちろん忘れずに考えなさい。

考え考え疑う心を持ってはならない。
観世音の神々しい聖者が
あらゆる苦悩で死ぬような厄難の中で
素晴らしい力となってくれるので皆が親のように頼ることができるのだ。
あらゆる功徳全てを備え、慈悲の目で人々を見れば
福徳が海のように限りなくあるので、
きちんとお祈りをし、尊重し、敬いなさい。」

 

その時に持地菩薩(じじぼさつ)が席から立ち上がって、お釈迦様の前に出て行って、合掌し、申し上げました。
「世尊様よ、ある人がこの観世音菩薩普門品(ふもんぴん)の自在な業と方便であまねく現れていらっしゃる観音様の神通力を聞いたならば、この人の功徳は記す事がないほど限りなくあるでしょう。」

 お釈迦様がこの『普門品』をお話される時に大衆の中で八万四千もの人々が「無等等阿耨多羅三藐三菩提(むとうどうあのくたらさんみゃくさんぼだい)」の心をおこしたのです。

 

次は 「観世音菩薩普門品(1)」

< 前のページへ

 

 

次は 「観世音菩薩普門品(3)」

次のページへ >


 
ページの一番上へ
Copyright © Daikouji. All Rights Reserved.
大光寺