●暦の始まり(4)(八陽経)<1>(2009.1.7)
今回は天地八陽経の経典の中身をお話していきます。
天地八陽心呪経(八陽経)<1>
ある説法を聞きました。ある時、お釈迦様がビヤ達磨城の静かなところにいらっしゃるとき、お釈迦様の後ろには様々な場所から来た四部衆(男女のお坊さん、男女の信者)がついていました。その四部衆はお釈迦様を囲って円を描いて座っていました。
その時、大勢の中で一人、ムエ菩薩が席を立ち、仏様に手を合わせて、質問を始めました。
「この世の人々たちは昔から今までかわるがわるお互い生まれ変わり続けています。なのに、賢い人は少なく、無知な人が多くなっています。真理を信じる信仰心をおこして、お経を唱える人は少なく、様々な邪鬼達を呼んで祈り、自分の希望をお願いする人が多くいます。ルールを守る人が少なく、ルールを破る人の方が多くいます。こつこつと努力する人は少なく、怠ける人が多くなりました。智恵が明るい人は少なく、愚かな人が多くいます。寿命が長く生きられる人は少なく、早死にする人が多くいます。座禅して明るい考えを持つ人は少なく、心が散漫してしまう人が多くいます。裕福で幸せに生活する人は少なく、貧乏な人が多くいます。やさしくて、温かい心を持つ人は少なく、融通がきかなくて冷たい人が多くいます。オーラが良くて、素晴らしい人は少なく、孤独で寂しい人は多くいます。正直な人は少なく、ごまする人が多くなりました。落ち着いて、人に迷惑をかけず、しっかりしている人は少なく、欲張りで、ないものねだりの人が多くいます。布施をする人は少なく、けちな人が多くいます。まじめな人は少なく、いい加減な人が多くいます。世間は浅はかで、正義がなく、平和もありません。それなので、皆が安心できず、穏やかな気持ちもなく、世界は不安になっています。
貧富の差が激しく、国民は生活が難しく、苦しんでいます。様々な事が希望通りに順調に進まないのは、真実を信じることができずに、何もない空っぽのものを、あるものとして真実をゆがめ、間違って信じてしまう心を持っているので、こんなに苦労をしているんだと思います。言い換えると本物を信じられずに、間違ったものを信じてしまうのです。なぜなら、そちらの方がたやすいことだからです。真実ではなくて、間違ったものでもたやすい方を選んでしまっています。願わくは、お釈迦様よ、間違えて考えている人々のために正しい説法をして教えてください。そしてその間違いを理解して考えを正しい方向へなおせば、みんなが幸せになると思います。」
それを受けて仏様は言われました。
「よしよし、ムエ菩薩よ。お前が大きくやさしい心をおこして、考えを間違えている人々のために、神通力のある私の正しい説法を聞きたいといっているから、皆が明るくなって、幸せになるように話すので、きちんとこの話を聞きなさい。
これから私がお前のために、天地八陽心呪経を話そう。この八陽経の経典は過去の仏様たちも全てこの話をしたし、未来の仏様たちもこれから話す通りに話をするだろう。現在、六道にいらっしゃる仏様たちも八陽経の話をしていることだろう。
この天国と地球の間では人間がナンバーワンであるから、森羅万象の中で人間は重要なのだ。それゆえに人間は正しく、常に真実を行動しなければいけない。
心には欲の妄想があってはいけない。肉体には、間違いなく正しい行動だけをすることがよい。左の半身は正しい事へ常に直し続け、右の半身は真実の事だけを行動し続ければよい。人の才能は悟りを開く力がある。悟りを開いた力は肉体を照らして輝かせる。八正道を信じて、悟りを開いていた人を頼れば、皆が悟ることになる。
それから、ムエ菩薩よ、全ての人間はもともと人間の肉体をもっていても福の種を育てることができないで、何にもならないつまらない嘘を本当のことと信じて、悪い罪だけをつくっている。だからカルマだけを持つようになって、将来肉体が死んだ後は、苦しい地獄に落ちて、さまざまな罪の報いを受けることになる。
もしこの経典を耳で聞いて、信じる心を拒まないで、素直に信じれば、今まで様々な悪い事をした罪の苦労から抜けることができる。地獄から抜け出て、罪をなくすことができる。そして、やさしい神様の力をもらって全て邪魔をなくすことができる。さらに寿命が長くなる。悪い事を避けて、なくして、早死にすることがなくなる。この経典を信じる力だけでもたくさんの福を受けることになる。まして、どんな人間でもこの八陽経の経典を全て写経し、会得して、いつも身に付け、唱えて、暗記して、大切に敬えば、その功徳は数えられないくらい、人間を照らして、見守って、その力をもらってきりがないほどの明るい人生になって、肉体の命が終わるときは誰でも必ずその次はすぐに天国に行って生まれ変わり、悟りを開いて、仏になって涅槃になる。」
また、仏様はムエ菩薩に話しかけました。
「たとえどんな人間でも、邪道(間違っていること:幽霊やお化け、妖怪を信じている世界)を信じる心、つまり間違った心を持って、いつまでも本物を信じられずにいたら、さらに悪魔たちや鬼、怪しい鳥の鳴き声、耳鳴り、精神分裂、いろんな化け物、強い悪霊たちがかわるがわるに来て騒がしくしながら邪魔が入ることになる。それでも足らずに悪性のおできや伝染病、熱病などの病気やさまざまな悪い災いと難病をもたらして、苦労にきりがなくなる。苦痛が止まらずにずっと続くことになる。
さらに、そうなったとしても、明るい神通力と智恵があって、力のあるお坊さんに出会ってこの八陽経の経典を3回繰り返し唱えてもらえば、現在苦しんでいる病気やとり憑いている悪霊たちをきれいにお祓いすることができる。体が健康で、力が強くなり、幸せになる。この経典を唱えた功徳の力で希望通りの福を受けることになるだろう。
またどんな人間でも心に情欲や腹を立てる心、愚かな心、欲張って執着する心と嫉妬心を強く持つので、苦しければこの八陽経の経典を見て、信じて、敬って、信仰心を信心深くおこし、供養しながら、お経を3回一生懸命唱えれば、愚かで、鈍感な癖が全てなくなることになる。信心深く唱えなければならないし、唱える場所とそのための日がある(大光寺についてはこちらをご覧下さい→「八陽経を唱えてお祈りする説明」)。
このお経を唱えて、自分の心を正直に反省し、それで神通力とやさしい心を持ったので、仏様からたくさんの福を必ず受けることになるだろう。

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【真言】金剛心真言
「オム オリュニ サバハ」(3回繰り返し)
エチョク デウォンマンダラニ
ゲスイェチョクムガンブ ソガファヒョンクムガンシン サムドゥノモカヨグム パルビケチバンマグ
トクサヨンラクヨシンビ サンメファリュンジャスシン チョンマウェドグプマンリャン ムンソルシンジュゲボジュ ウォンスンガジデウィリョク ソクソンブルサムサンド
『オム プルソルグリ マハバラ ハネ ミッチッミク ヘマニ ミギリミ マナセ
オム チャガナ オシムモグユル フムフムフム バクバクバクバクバク サバハ(3回繰り返し)
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【意味】やさしいお釈迦様が六道の中、一番強い金剛神様に化身して八万四千の悪魔たちをなくして、天国から地獄まで暗い世界が明るくなり、平和を呼んで、みんなが幸せになるようになる真言 |
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またムエ菩薩よ、もし、男と女が仏様を信じながら、いろんなことをやろうとする時、この八陽経のお経を3回唱えて、その後に小豆をまいて小豆祓いをするか、お赤飯を多く炊いてお供えすれば悪霊祓いになるのでよい。例えば家の土台を作ること、土地整備をすること、新築すること、家の外に倉庫をつくること、家の東西の方角にどんなに小さくても小屋を作ること、今の時代で書くとすると、台所・リビングなどをリフォーム、家の窓を新しく作ること、玄関を直したり、家の水道・ガス・電気を直したり、トイレ、風呂などの水周りを作り直したり、庭の木を切ったり、自動車を買ったり、家の家具を買い換えたりするときは、いろんな怒りを持っている日遊、月殺、将軍太歳、黄幡豹尾、五土地神、青龍白虎、朱雀玄武、六甲禁講、十二諸神、土尉伏龍、一切鬼魅などの様々な悪霊たちが他の場所に引越して移って行くことになる。また、これらの姿は影も形もなくなって、家の一切の問題が消えてなくなってしまう。そうして、家の運が自然に開いて明るくなる。その後、福がたくさん入ってくる。なので、男と女は家のことで新しく作ったり、直したりした後で家が平和で穏やかになる。それなので、その家系がよくなる。皆の希望通り富貴栄華をきわめて、財産をもって幸せになることができる。
また、遠くに旅に出る前や新しく仕事をしたり、留学や就職活動、自分が思った仕事を長く続けられるように、また自営業の始まる前にこのお経を3回唱えれば、商売繁盛の希望がかなう。
また、お墓を直したり、新しく作ったり、場所を変えたりする時にこのお経を3回繰り返し、唱えるとよい。そうすれば仏様が喜ぶので、問題を起こさなくなる。何も問題が起こらなくなる。御先祖様も喜ぶので、その家系の人間が成功して世界に羽ばたき、家が賑やかになる。それで家族がお互いに敬う心を持ち、父は何にも邪魔がなく子供を愛情たっぷりで穏やかに育てることができ、子どもたちは親を敬う。その家の男性は正義心をおこす。その家の女性達はしっかりして、心が揺れない。家をきれいにして、家族を大切にする。兄は弟を大切にする。弟は兄が言うことに素直についていく。夫婦は仲良し。親戚は信頼関係が強くなる。それで、家が明るくなり、さまざまな希望が叶う事になる。」
(つづく)
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