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●お釈迦様の誕生 (2009.9.5) 

第1編 お釈迦様の出現

第2章 お釈迦様の誕生

第1節 <ルンビニー>の丘の瑞光

1.昔、<日種>を苗字とした一人の「クシャトリヤ(刹帝利)」がいて、たくさんの土地を管理して、その土地を守り、民衆に平和に農業ができるようにして、「クシャトリヤ」はすなわち「地主」という意味で、その後、王様・統治者としてよばれるようになった。

 <日種>を姓名とした一人の「クシャトリヤ」は早くに<ポータッラカ>(南インドにあって、伝説的に信仰されていた<観世音菩薩>の神秘的な道場)に国をつくり、農地を切り開き、人民を治めにきたのだ。その子孫<芽草王(モチョワン)>は<ゴーダマ>を姓名(あるいは家号のこと)としていい、<芽草王>の子孫<甘蔗王(カムジャワン)>は二人の王妃がいたのだが、第1王妃の実子に<長寿>王子がいて、第2王妃の実子に<炬面(コミョン)>・<金色>・<象衆>・<別成>の4人の王子がいた

 第1王妃は第2王妃の子供である4人の王子に嫉妬し、王にお願いして罪のない王子を国の外へ追い出した。父王に追い出されて4人の王子は東にさらに北に<雪山>南の山麓地帯を探りながら進んだ。そこには<ロヒニ>川が流れ、地形は平坦で、柔らかく、土地が肥沃だったので、「沙羅」の木、「ニグダ」の木、「椰子」の木、「陀羅」の木などあらゆる木の森が雲のように生い茂り、「ビニ」草、「アデムタ」「チムバ」「バダラ」「バリサッガ」「クランナ」「クビダラ」など香りがあり、柔らかい草木が絹織物のように生えていて、百日紅、サツキ、木蓮、「ソマナ」、「ウバッラ」「バドゥマ」「クムルドゥ」「ブンダリ」などあらゆる花が香りを漂わせていた。陸地にはライオン、象、野牛、鹿などの動物がうようよとし、森には丹頂鶴、孔雀、オウム、サリ、「カッラビンカ」などの珍しい鳥たちが群れをなして飛んでいて、川の水にはカメ、スッポン、クサガメ、コイ、フナなどあらゆる種類の水中に住むものがうじゃうじゃとし、アヒル、ガン、ガチョウ、シラサギ、カモメ、オシドリなど波にたわむれる美しい大自然があった。

 4人の王子はこの美しい自然を発見し、嬉しく思い、その場所で新しい生活を構えるようにした。この場所は昔<カピラ>という仙人の修道する場所だった。この場所に城を築き、国をたてたので、すなわち<カピラ>城となった。

 その後で、<甘蔗王>は4人の王子を探してみて、
『あぁ、子供たちよ「釈迦(シャカ」」!』
と言ったので、<釈迦>を姓とした。<釈迦>はすなわち「長じて、善良だ」という意味だった。

2.3人目の王子が死んだ後で、4番目の<別成王>が<カピラ>城を引き継いで治め、<クロ王><クグロ王>をたずね、<獅子合王>に申し上げた。

 <獅子合王>には4人の王子がいたのだが、それらを<浄飯>、<白飯>、<石飯>、<甘露飯>といった。<浄飯>が王位を継いだので、それを<シュドーダナ(浄飯)>といった。

3.この<カピラ>城のある<ロヒニ>の川の間に、ひとつの城があって、すなわちこれを<デババダ>といった。この城主は<コオッリ>という姓で、もとは<釈迦>族として分かれた新しい国だった。

 そのとき<コオッリ>城主の<善覚王>に8人の娘がいたのだが、第1の姫で<マハーマーヤー>と第8番目の姫<マハパジャーパティ>の二人を<シュドーダナ>姫として嫁入りさせたのだった。

4.<シュドーダナ>は不幸にも歳が40になっても一人の王子も授からなかったので、王妃<マーヤー>夫人はその責任を感じて心配し、時として天地神明に心から願うお祈りをしたのだった。

 ある日<マーヤー>夫人は黄金で装飾された6本の牙が生えた白い象が園から降りてきて右の脇腹に入っていく夢を見た。<シュドーダナ>は神々しい太子が生まれる兆しだという占い師の言葉を聞いて、嬉しく思った。その時、王妃は兆しどおり妊娠したのだった。

5.10ヶ月が満ちて、産気がきたとき、<マーヤー>夫人はその実家である<コオッリ>城へ行って、体をほぐそうとお出かけされた途中、<ルンビニ>の丘に着いた。そのときは青い花の咲く4月初旬、「ウバッラ」「パドゥマ」「クムルドゥ」「ブンダリ」のあらゆる花が香りを漂わせ、オウム、孔雀、蘭、鳳凰、「カッラビンカ」の鳥達は鳴き、さらに春の風が丘をなでるときは森に天国の音楽の音が響きわたった。<マーヤー>夫人は心身がとても楽しく感じ、右の手で「無憂樹」の枝をつかんで、無限の喜びに浸った時に、太子は自然に誕生された(伝説では右側の脇腹から現れたという)

6.その時<ルンビニ>の丘に5色に染まった雲が覆い、香りのする風がたなびき、34種類のめでたい光が現れた。太子は生まれで出てから西の方角に7歩歩き、一方の手で天を指し、一方の手で地面を指差し

「天の上と天の下で
 私がひとりすぐれているのだ。 
 かぎりない生まれ変りは
 この世で終わるのだ。
 私はこれからこの世界で
 全ての生命を救い出すのだ」

 このように叫んだのだ。まるで獅子が始めに現れ、走り動きながら、声を出しているように――。

7.遅くにかわいい太子を授かった<シュドーダナ>は嬉しすぎて、まず国で名高い予言者の<アシタ>仙人に会わせ、太子の相をみて、未来を予測してもらおうとした時、<アシタ>仙人はもう自ら王宮を探して到着していた。王宮を取り囲む瑞気を見てきたのだった。

 <アシタ>仙人は太子を抱いて、その骨相(運命を見ること)をよく見て、突然涙を流すのだった。<シュドーダナ>が訳を聞くと
『この王子は「32種類の素晴らしい体つき」と「80種類の神秘的な姿」を備えているのです。この世俗にいるならば、転輪聖王となって来る天下を統治することになり、この世俗を離れて修行すれば必ず大きく悟りを開いて「仏陀」となり、広く生命たちを済度するのだ。それなので、太子は必ず家を出て仏陀になるので、私は歳をとってその仏陀様の法を聞けないのを思うと悲しく思ったのです。』
と言った。

 そして太子の名前を<シッダールタ>と命名した。すなわち
「世の中全てのことが罪だとして、すぐに成就する(悟りを開く)事になる」という意味だった。

8.それで、不幸にも太子が生まれてから七日でその母<マーヤー>夫人は世を去ったのだ。<マーヤー>夫人の妹である<マハパジャーパティー>夫人によって太子は養育されることになった。その人も<シュドーダナ>の王妃になったのだった。

 

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