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●悟りを求める (2009.9.6) 

第1編 お釈迦様の出現

第3章 悟りを求める

第1節 王宮を離れる

1.<シッダールタ>太子は北の門から出て家を出た「サマナ」を見て、帰ってきた後で、出家の意志がさらに固まって、一日でも早く宮中に閉じ込められた生活から抜け出したいと思った。ある日父王に申し上げた。
『父王様よ、この世で出会った人は必ず別れることになるのです。たとえ恩恵と愛情が厚い両親と子息の間柄だとしても、別れなければならないこともあるのです。私はこの道で別れを考え、法を学ぼうと思っているので、父王は私の意志をよくお考えになって、家を出て悟りを磨く道をお許しくださいますように。』

 この言葉を聞いた<シュッドーダナ>は何かが頭にぶつかったように精神がふらふらして、全身が震えた。涙を流しながら、かなきり声で、
『太子よ、それは一体何の話だ、皇太子が王である私を捨てて、家を出ようとする話がどこにあるというのだ?私はもう年老いて太子はまだ後継ぎもいないのに、この国と国民を誰に任せようというのだ?

 太子よ、太子はこの父のために国を任され治めて、世界でするべき仕事を果たした後で、家を出て修行でもするのがよくないだろうか。なぜ、この老いた父を捨てて出家しようと言うのだ?』
と言いながら、胸が張り裂けるように悲しみ、そのような考えを捨てることを懇願した。けれども太子は
『父王様、この世界の五欲楽は永遠に続かなく、世俗のことは限りがないので、無常の鬼神は予告なく、恩恵と愛情は結局、別れなければならないことになるので、そのどれをさらに信じて待つことができましょうか?生まれて死ぬことがない道(悟り)と別れがない法を探し磨くことだけが全ての本当の道なのです。そのほかにさらにどんな真実になるべきことがあるのでしょうか?』
と言い、骨身にしみる陳情を告白した。このようにまでしたので、父王は何か言う言葉もなく、その体が壊れるくらいの苦しみがあるだけなのだった。太子もかわいそうで父を捨てていくことはできなかった。

 太子は死の鬼神が時刻をおって急いでやってくることを待ち望みながら、火で燃える家のような中にとどまっていることはできなかった。

 このように2,3回家を出ることを懇願する太子が宮中でそのままにいているようなことは信じられなかった。王は非常警備隊を動員し、城の内外を守るように城の門を見張らせた。

 けれども太子は宮中の一日が一年のようにうんざりとしてきて、家を出ないことは生きられないという決定的な運命にぶちあたった。

 19歳になった年の2月8日の夜のこと。半月が西の空に傾き、宮中は洗ったように静かだった。<ヤショーダラー>妃もあらゆる宮女たちもぐっすりと眠っていた。父王も、<マハーパジャーパティー>夫人もぐっすり眠っていた。ただひとりの血筋である太子の子供、幼い<ラーフラ>も<ヤショーダラ>夫人の胸に抱かれたままぐっすりと眠っていた。

 その時太子は静かに身体を起こし、侍従の<チャンダカ>を呼び<カンタカ>という利口で勇ましい馬を出し、鞍にまたがって乗り、城の門を開けて宮中から抜け出ていった。<チャンダカ>は泣きながら馬の手綱をつかんで太子の後ろについていった。

 

 

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