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●悪魔を降伏させる (2009.9.7) 

第1編 お釈迦様の出現

第4章 悟りをおこす

第2節 悪魔を降伏させる

1.弟子たち5人に捨てられた太子はひとりで歩いて東に向かって<前正覚山>の西側の<ブッダ・ガヤ>に着いた。そこはとてもきれいで柔らかい草が絹のように敷き詰められ、その中<ピッパッラ(菩提樹)>という木がひとつの山のようにそびえ立っていたのだ。その木の下に四角形の岩が座席のように置かれていた。

 太子はその木の下に行ってその岩に座って、ある長者がもって来てくれた柔らかい「吉祥草」を敷いて座った。そして自ら誓いを立てた。

「私はこの場所で『一切智』を得なければまた立ち上がることはないのだ」と最期の決心を固めた。両足で座禅を組み「カブ坐」のかたちにして座り「禅定」に入った。

 この時に太子の2つの眉間の白い毛から神秘の光明が流れて落ちてきて、色界の最も高い天国の<マヘシュバラ>天を照らし、その天国にいる魔王の宮殿を揺らしたのだった。魔王は何か毒の薬でも飲んだように精神が弱まり、恐怖に震えた。

 この時に魔王は人間の<シッダルター>太子が将来全ての邪魔者を降伏させて正覚を成就して、「仏陀(仏)」になることを知って、そして魔王宮殿の妖艶な美女3人を選んで太子の前に行かせ、神秘な歌と踊りをさせ、媚を売らせて、誘惑させようと試した。美女は神秘な歌声で、

「暖かい春の日差しの下で
  さまざまな樹木が咲くので、
 かわいそうな太子様よ、
 どうして春が来たこともわからずに、
 青春の楽しみを捨てて、
 はるかに遠い解脱を求めるのか?
 あぁ、太子様よ。
 私たちはひたすら太子様を
  楽しくさせたいのです。」

このように誘惑した。

 けれども生まれて死ぬ事の根をどうしても抜き去る「金剛定」になった太子は最期まで揺れ動かなかった。この「禅定」の悟りの力で、それらはしばらくして、髪の毛は白髪で、しわしわの顔となって、骨だらけでごつごつした老婆に変わってしまった。魔女たちは驚いて、懺悔したのだ。

 太子はそれらに
『お前たちは善良な果報として天国の体を授かった。けれどもあっという間に年老いてしまったのだ。お前たちの姿はきれいなのだが、その心は端正ではないのだな。まるで彩色した絵が描いてある瓶の中に毒薬を注いだようなものだ。貪欲は体をだめにする根本、死ねば悪道に落ちるのだ。餓鬼・畜生の体を受けた後に後悔してもどうしようもないのだ。』
と説教した。老婆に変わった魔女たちは再び天国に戻っていく事はできなかった。太子は今こそ生まれて死ぬことの根本である愛欲の根を取り除いたのだった。これが「愛欲魔」の降伏だった。

2.次のこんなひどい目に遭った魔王はひどく恐がり、全ての家来たちを呼んで、魔軍の兵士たち1億8千を動員してさまざまな恐ろしい姿に化けて槍・刀・弓を持ち、猛獣・大蛇・餓鬼などをそろえ、刀の雨・石の嵐・稲妻の炎をおこして、空中にいっぱいにさせて、天と地を揺らし、「定」に入っている太子を襲わせた。

 けれども太子は「金剛定」に入ったままどんな世界にも再び揺れ動くことはなかった。そして、その定から大きく愛し、悲しく大きな力を発揮させて、それらをかわいそうに思い、抱擁してあげた。このように大禅定と大慈悲の限りない法力でそれらの相手の世界を超越し、それらの力は獅子の前の鹿のように、両親の前の幼い子供のように相手にもならなかった。すべての武器は神秘の花となり、それが天国のひとつの山となり、すべての雨と風の嵐は香りの風になって、それがめでたい吉祥の雲に変った。

 これは限りない劫で積み重ねた終わりのない瞋恚心(ジネシン)の因縁によって起きた恨み、大敵の悪魔経によって根を取り除いたこととして話されている。これに天の神様(お釈迦さまの背後霊になっている帝釈天王)は空中に向かって『「菩薩」はすでにすべての恨みの思いをすべて放り捨てた。全ての悪魔よ、お前たちの毒々しい心は火を大きな海の水に投げたことと同じなのだ。当然瞋恚の心を捨てることになるのだ。火を冷たく燃やして、<須弥山>を倒したとしても「菩薩」の心は二度と動くことはないのだ。』
と讃嘆した。

 このように終わりなきその遠い昔から生まれ死ぬことの根本となる「貪愛」と「瞋恚」の根を取り除くことがすなわち、魔女と魔軍の降伏となったのだった。

 

 

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