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●悟りをおこす (2009.9.7) 

第1編 お釈迦様の出現

第4章 悟りをおこす

第1節<スジャーター>のおかゆ

1.6年という年月が一日のように過ぎ、すべての貪欲と煩悩を消し去り、静かな「禅定」にとどまり、人には耐えられない苦行を磨いた太子は、全ての煩悩の根を取り除いて二度とどんな世界でも心が揺れ動かない境地に到達した。けれどもただ輪廻を抜け出す「解脱の聖道」と「あらゆる場所に自在になれる智慧」はまだ成就することができなかった。太子はこのように考えた。

「私は6年の苦行で、この体によっておきる全ての生命の罪悪の根と悪い癖の種をすべて投げ捨てた。これ以上さらに体をせめたら、肉体を失ってしまうことになるのだ。輪廻を抜け出す「解脱の聖道」と全ての場所に自在にあらわれる「一切種智」を成就することができなくなる。私の苦行はもう終わった。この体の力を回復し解脱・智慧を成就するときが来たのだ」と。

 そして食べ物の分量を少しずつ増やした。豆をゆでたスープなど小麦を焼いたようなものを食べて、少しずつ気力を取り戻し<ウルベッラー>村に入ってきた途中、道で捨てられたみすぼらしい服を拾って川で洗濯して、着た。そして<ナイランジャナー>川に入って沐浴し、川ぎわに生えている木の枝をつかんでやっとのことで岸に上がった。

2.そして頭を剃って、森の中に座り「禅定」に入った。その時に<ウルベッラー>村<セナーパティ>の娘<スジャーター>は前から<カピラ>城の太子が家を出て、修行をしている話を聞いて、さらにその人は世の中で出会うことの難しい男性だと噂を聞いていた。この時に<ナイランジャナー>川の岸の森に来て、木の神様にお祈りをしようと思っていると、ひとりの修行者が森の中で「禅定」をしている姿を見つけたのだ。その人はまるで皮と骨だけのようになっていても、骨格が普通の人たちと違ってより優れているのを見て、この人が<シッダルター>太子だとわかった。その神々しい苦行に感激するだけでなく、さらにいえば、当初から心を寄せていたので、木の神様に供養するためにもってきていた牛乳と蜂蜜に米を入れて炊いた「ミルク粥」をつくってあげて、受け取るようにお願いした

 太子はもはや考えることがあってその料理を受け取り、食べた。そして太子はその女性に
『あなたが私にこの「ミルク粥」をくれるのはどんな希望があるのか?』
『<シャカ>族の太子よ、私は太子の貴い名前と道徳に心を寄せて尊敬していました。どんなことがあっても体を健康にして、将来私の夫となってください。』
『私は王宮と両親、妻子を捨てて、家を出てこのような苦行を磨いている人間なのだ。それは断じてかなえられない希望なのだ。私は将来生まれ死ぬことから抜け出す悟りを得ようとしているのだ。』
『それなら太子様は必ず大きな悟りを成就されるので、悟りを成就されたらば、私を一人の弟子にしてください。』
『それならばそうしなさい』
と許した。<スジャーター>は大切に、毎日牛乳と蜂蜜で炊いた最上の料理を太子にお供えした。どれくらいかの間このような料理を受け取り食べた太子は気力と生気と本来の姿に少しずつ回復していったのだ。

3.その時に6年間、一緒に苦行していた<アンニャータ・コーンタンニャ>・<アッサジ>・<パッディヤ>などの5人の弟子達は、太子が突然苦行を捨てて沐浴して頭を剃って、さらに<スジャーター>という少女の「ミルク粥」を受け取り食べたことを見て、「あー、太子はもう堕落したな。私たちはこれからここにいても無駄になってしまう。」と言って、太子を捨てて<パーラーナシー>の<鹿野苑>から去って行ってしまった。

 

 

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