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●新教団の成立 (2009.9.11) 

第1編 お釈迦様の出現

第6章 新教団の成立

第1節 3人のカーシャパの救援

1.お釈迦様は悟りを遂げた年の夏、雨期に<パーラーナシー>国<鹿野苑>で56人の比丘と一緒にその季節を過ごした。

 そして次に縁のある人を済度しようと考えた。最初の6年の苦行の前に火を拝んでいた<ウルビルバー・カーシャパ>の3兄弟に出会って悟りの道を議論した日と、そして<マガダ>国<ビンビサーラ>王と約束したことがあったことを思い出して<マガダ>国に向かって出発された。

<ウルビルバー・カーシャパ>は長い間、仙道を磨き、<マガダ>国王と国民の尊敬と信仰を受け、とても聡明で、学識の高い人だった。けれどもその人は邪見にはまって正しい道を探すことができないでいたので、お釈迦様はそれをかわいそうに思われて、その場所に向かって行った。日が暮れる頃だった。

2.<ウルビルバー・カーシャパ>は身上が素晴らしく、威儀に満ち足りたお釈迦様を眺めて、大きく嬉しそうに会われた。お釈迦様はこの場所で一晩休みませてくれることをお願いした。けれども<カーシャパ>は、いくつもの部屋があってもすでに弟子たちが泊まっているので、石窟の空いているところがあって、そこはとてもきれいでそこなら泊まって休むとよいと考えたのだが、ただ乱暴な龍がいて、もしかしたら危害を加えてくるかもしれないと心配していた。

『粗暴な龍のようなものは恐くはないので、そこを貸してくれるだけでよいです。』
『その危険が恐くないならば、どうぞ自由にしてください。』
お釈迦様はほっとしてその夜を石窟の中で休むことにした。お釈迦様は「カブ坐」をして、定に入っていかれた。その時に毒の龍が毒々しく出てきて、体にまきついて霊気を出してきた。お釈迦様は「火光三昧(火の中)」に入って燃えた火花で石窟を燃え尽くそうとした。<カーシャパ>の弟子たちはこれを見て師匠に言った。「若い「サマナ」は毒龍の炎の迫害にあっています」と考えて、とてもおそろしくなった。翌日の朝お釈迦様はその龍を木製の器の中にいれて、<カーシャパ>の弟子たちに見せた。<カーシャパー>はその悟りの力に驚いたのだった。けれども自分の力を信じ、むしろ自慢心をおこして仏法に帰依することはなかった。その時に彼らが枯れ木を切ってきて火をおこそうとしていると、お釈迦様の法力によって火はつかず、かえってむしろ水が流れ出したのだった。<カーシャパー>はやはり降伏したのだった。

『あなたは聖者ではない。あなたの教えは聖者の道ではないのだ。邪道を捨てて正法に入りなさい。』
その時に<カーシャパ>3兄弟は、その弟子千人とともにお釈迦様に帰依し、戒律を受け弟子となった。

3.<カーシャパ>3兄弟とその弟子千人がすべてお釈迦様に帰依し弟子となり、お釈迦様はその人たちとともにその国で修行する<ラージャクリーハ(王事城)>に向かって出発された。それで<カーシャパー>は元来この国<ビンビサーラ>王の尊敬と保護を受けて、王はその修行する地域を貸してくれて、崇め奉っていたのだった。この時に<カーシャパー>は<ビンビサーラ>王を探し自分の3兄弟と弟子千人が<サマナ・ゴータマ>の弟子となったという知らせを伝えられ、王は驚いたのだった。

  その時お釈迦様は<ラージャクリーハ>に辿り着こうと<杖林(ジャンリム)>に泊まられた。<カーシャパ>がお釈迦様の弟子となったという話を聞いた市民たちは、<ゴータマ>が<カーシャパ>の弟子となったのではなく、<カーシャパ>が<ゴータマ>の弟子となったはずはないのではないかと騒いでいた。3<カーシャパ>は智慧と徳行と道力が高く、全国の信仰を受けて、さらに歳もとって長い間修行を積んでいたからだ。

4.<ビンビサーラ>王は<カーシャパ>の話を聞いて、すぐに家来を遣わし、大臣とともにお釈迦様を探しお目にかかり、最敬礼を申し上げた。そして6年前に<シッダールタ>太子として<ラージャクリーハ>を過ぎた時にお互いに話した話を思い出し、王はとても感慨深く思った。

 その時<ウルビルバー・カーシャパ>は自分がお釈迦様の弟子となったことを疑う市民達のために、お釈迦様の前に出てきて、お釈迦様の足の下でおでこを地面につけて敬礼し、

『お釈迦様は実に人間・天国の先生でいらっしゃるのです。私はこれからお釈迦様の弟子になります。お釈迦様は私の先生なのです。』
と3回宣言した。<ビンビサーラ>王とすべての大衆は<カーシャパ>のこの宣言を聞いて、大きく喜び、お釈迦様に深く信仰することにしたのだった。

 お釈迦様は大衆の心がすでに決定していることを知って説法をされた。
『大王よ、人々の「五陰身(=色・受・想・行・識)」は「識」がその根本となっているのだ。「識」に基づいて「意根(=精神の器具)」を出して「意根」に基づいて色法(四大・六塵等)を現して、「色法」として現れて消えて、堂々としていないものなのだ。大王はこのような体をみて、この体に執着してはならず、「私」と「私のもの」という考えをなくしてください。法には元来「私」がないので、愚か者はこれを「私」だとみて惑わし、限りない苦の束縛をすることになるのです。それなので、「私」のない道理をよく精通しましょう、すなわち反対の考えを断つことになるのでこれが「解脱」の因となることだ。』

 このようにひろく説法され、王はその道理を悟り、「お釈迦様」と「法」と「僧」に帰依して「ウパーサカ」となった。これは国王としての帰依の初めだった。
その後で<マガダ>国の大臣・将士・市民たちもすべて仏法に帰依することになった。

5.<ビンビサーラ>王はお釈迦様に帰依して信者となってお釈迦様に申し上げた。
『私が昔、<シッダールタ>太子がここを通り過ぎる時に国をさしあげても受け取っていただけず、ただ生まれて死ぬことを抜け出す悟りを磨こうとして行かれたときに、「悟りを授かる後には私をまず済度してください」と言って、約束されたので、今こそその約束を思い出して果たしていただいたことに感謝します。私は今から平生の間お釈迦様を拝み奉ります。』
と言って、お釈迦様とその教法と弟子を力の限り保護することを宣言された。

 その時に、<カランダ>村の大きな富豪長者がお釈迦様に帰依した。その長者の所有した<竹林園>という丘はとても清潔にして風景は美しかったのだ。その長者はその丘をお釈迦様にさしあげて、<ビンビサーラ>王はそこに数千人を収容できる大きな寺を建て、お釈迦様と弟子達が居住して修行する道場を設立して、そこを<竹林精舎>とよんだ。ここが寺の始まりだった。
 お釈迦様は千数名の弟子を連れて、この<竹林精舎>にいらっしゃることにした。

 

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